期待値で喰っていけたらいいな

株、パチスロ、その他金融商品の期待値がある状況を探っていくよ

低交換率で打つディスクアップ基本戦略

いつもお世話になっております。

ベンチ猪俣です。また間が空いてしまいましたが、何をしていたかというともちろん株で言えないくらい負けておりました。6日間で17(ピー)うけるー

 

 

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というわけで傷心なため前回予告しました「パチスロの勝ち方」みたいな時間のかかるエントリは一旦置いておきまして、表題の「ディスクアップは低交換率(まあ都内ですが)で打って良いの?」という話をしたいと思います。今回はスロッター向けなので、パチスロを打ったことない方はスルーで大丈夫です。専門用語だらけでいきます。

 

現金で打つ意味はない

のっけから常勝の夢を壊すようで恐縮ですが、たとえビタ押し100%でも機械割103%ということは、5.6枚交換だと現金入れてたら全然勝てないんですよ。こと金銭だけを考えたら「換金ギャップの生じる店で現金を使ってディスクアップを打つ意味はない」と思います。

いやわかるでしょ都内の店のディスクアップの増台ペースを考えれば。儲かってるから増台するんですよ…!!!

そのぶん高設定を入れる店もあるはずですが、やっぱり探すのしんどい気が。履歴からの判断がほぼ無理な台ですよね。

 

再プレイ上限がある地域では複数店舗貯メダルを貯めておいて店移動を行う

浅学ながら都内しか再プレイ上限がある地域を知らないのですが(あの制度マジクソだと思う、都遊連今後も一生恨むからな覚悟しておけよな)、とりあえず都内だと上限が1日500枚じゃないですか。ノーホーラーで帰ることも多々あるかと思います。

そこで現金投資をすると期待値下がるわけで、解決策としてはやはり複数店舗に貯メダルを持っておくと。

3店舗合計で1500枚使って飲まれたらその日はもう帰っていいでしょ…わたしはやろうと思えば5店舗ほど回れます。やりませんが。

 

一応優先すべきは50枚再プレイ53枚交換の店

都内の再プレイの形態はいくつかありますが、主流は「50枚再プレイ56枚交換」「50枚再プレイ53枚交換」「47枚再プレイ53枚交換」の3つなはずです。

これも聡明な皆さんにしてみればそりゃそうだって話でいちいち見出しをつけるトピックでもないですが、選べる状況であれば現金投資になりづらく交換率が高い「50枚再プレイ53枚交換」の店を優先すべきです。

設定1以外に期待できる店に朝から行く場合は好きにしてください。

 

積極的により期待値の高い台に移動する

言うてまあ全台設定1ですよ。ビタ押し100%で機械割103%ですよ。わたしはビタ80%くらいですけど。

しかも同じ設定1ならどのディスクアップでもいいわけで。

さらにいえば、6号機のエナは瞬間的には107%以上出すのも簡単なわけで…。

一段落ついたら店内巡ってエナしたほうがいいです。いいよね猛獣王。いいよねモグモグ。どっちももう終わったけどさ。

同様に、5の付く日でジャグラーに良い履歴の台が空いてた、7の付く日にいいハナハナが空いてたとかも台移動したほうがいいかと思います。店の状況がわかっているのが前提ですよ。

一応ディスクアップの中で台を選ぶときは、回ってない台かREG出現率がいい台を打つべきだとは言えます。まあ設定1ですけど。

 

万が一高設定に期待できそうな状況ではART中だけでもカウント

確率差考えるとスイカとチェリーはカウントする必要はなくて、展開に恵まれたときにART中のハズレと共通9枚役を見る程度でOKかと。展開に恵まれなかったら捨てるのでカウントしなくても良いですけど。ビタ→上乗せなしとか引いたらさすがに粘っていきましょう。このケースだけは適当に座ったケースでも現金投資してもいいかな…いやどうだろ…特定日とかの高設定に期待できる環境ならもちろん追うべきでしょうが。

 

 

どうせ103%なんか出せっこないでしょ皆さん。私は出せません…。

104%以上が他に見える状況があればそっち優先したいね、ということで。

台としてはめちゃ面白いので時間つぶしで身体埋めるのには最適なんですけどね~。

収入を増やすためのギャンブルについて考える【私営ギャンブル編】

いつもお世話になっております。ベンチ猪俣です。

前回から時間が空いてしまいました。なにをしてたかと言いますと株が決算シーズンでして(4月下旬から5月15日まで、各社の決算が集中し株価が大きく変動する)、真面目に勉強して決算を跨いだり、決算を見て新たに株を買ったりした結果…ストップ安を2回食らったり、一日で1銘柄100万損切りを複数回したりしておりました。うけるー

 

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さて前回に引き続きまして、ギャンブルが収入になるかどうかを見ていきます。今回は私営ギャンブルについて。

 


麻雀は「うまいか下手か」

もちろん日本では個人間でのギャンブルは禁止されております。

されておりますのでファンタジーの話としてお読みいただきたいのですが、スタンダードな麻雀では胴元が存在しておらず、他の3人との金銭のやり取り+場代(雀荘などに支払う場所代)のみというシンプルなシステムです。場代を除けば期待値は完全に100%ということになります。

ところが麻雀はプロリーグが多数あるような種目。個人の技術により大きく差が付きます。

わたしの麻雀の腕前は天鳳4段くらいなので、前職でお世話になった赤坂テンパイ氏(※1)に長期的に勝つのは絶対に不可能なわけです(プロ、半荘の牌譜覚えてたりするし手出し全把握してたりする。すごい)。

前職在職中に雀荘に行ったこと自体が数回、仲間内で金もかけずにやっただけなのですが。雀荘はコミュ障にはハードルが高いですよね…。

 

(※1)…パチスロ必勝ガイドライターだがもともとは日本麻雀プロ連盟の麻雀プロ。最近はポーカーにお熱らしい

 

多分今後芸能化しやすいのは麻雀のいいところ

一般的にはレートを上げれば上げるほど対局者が強くなる傾向にあるのが対人ギャンブルの難しいところなんですね。

上手ければ長期的にはプラス収支に収束していきます。時給とかの概念があるので、話を聞く限り(誰に?)生活は厳しいっほいんですけど。

プロになってabemaTVに出るのを目指す、みたいなルートもありますが、まず自分の顔を鏡で見て、若い女性であるかどうか、さらに周りの女子より一段かわいい顔であるかどうかを確認することから始めましょう。かわいい女子はほかにも稼ぐ手段が山ほどあるのでおすすめしませんけど。

男性だろうが女性だろうが、圧倒的に麻雀がうまければプロになったり高レート麻雀に行くなり(マンガの世界だけどあるにはあるらしい)するのもありですが、そこまで行くと日本トップレベルの頭脳との戦いになることを念頭に入れておきたいですね。おまえそんなに対人ギャンブルうまいんか?

自分もパチスロユーチューバーよりは朝倉康心氏(※2)みたいになってみたいですね。無理無理無理のカタツムリ

 

※2…ネット麻雀「天鳳」で最高ランクの天鳳位に2アカウントで到達した神。ハンドルネームはASAPIN。天鳳位は天鳳13年の歴史で14人しかいない。あまりにも強すぎてプロになっても大活躍で麻雀プロリーグのMリーグに指名された、ネット麻雀雀士のカリスマ

 

カジノはよくわかりませんすみません

カジノはわたしは完全に専門外と言うか、一回も行ったことがありませんので、換金手数料とかはよくわかってません。

還元率は高いはずです。例えばルーレットだと97~98%とか。バカラだと99%とか。

ただですねえ、この辺のギャンブルは技術介入性がない上に、ロットが実質無制限なんですね。1億賭けたら99%でも100万円負けなんですよね。バカラは見た目の勝率2分の1ですから、調子乗って全財産賭けちゃって一発逆転を狙う→悪い方に一発逆転、みたいなことも発生してるんだと思います。見た目の還元率に騙されてはいけない、だって技術介入性ないんだもの。

 

ただポーカーはプロたくさんいますよね

ポーカーもわたしにはさっぱりわからないのですが、どうやら麻雀プロが何人かポーカープロ化していたり(堀内正人氏や小倉孝氏)、逆に元ポーカープロが株で活躍されていたりと、どうも対人ギャンブルに近いっぽいです。カウンティングやらの技術介入性もふんだんにあるように見受けられます。

そういえば赤坂テンパイ氏もパチスロ必勝ガイドの連載でポーカーについて書いていましたね。

おそらく上位にいけば年収1000万を超えてくるっぽいので、自信がある方は調べてみてください。世界が相手なのでこれも狭き門だと思いますが。すみません投げっぱなしで。

 

パチンコパチスロはまず還元率が高い状況を探すことからスタート

わたしが人生を捧げてきたパチンコパチスロの話にようやく入ります。

胴元はパチンコ屋です。パチンコ屋は現在日本全国に約9000店舗ほどありまして、各店舗、還元率を公表しておりません。

約9000店舗ある上、斜陽産業なので昨今はパチンコ屋も生き残り競争が苛烈です。そのため毎日ずっとボッタクリでは、よほど立地に恵まれた店舗でなければお客さんがいなくなり売上減→売上が減ったから還元もしづらくなる→さらにお客さんいなくなる…というループに陥りがちです。

結果として、毎日の営業の中で「今日はボッタくる日」「この日は全力で出す日」というメリハリを付けて営業するホールが多い…いや多くはないのか。もう出す体力が無いホールも多いので。

ただネットで名前を聞くような有名店はほぼすべて、日々の還元率にメリハリを付けて営業しております。ここが他のギャンブルと決定的に違う点です。

大型連休中(5月の10連休がまさにそう)は普段パチンコなんて打たないような客が来ますので、ホールも出す必要がありません。還元率を下げたりします。だから20%も抜いたら超ボッタクリだって言ってるだろ言わせんな

一方、特定の日付(7の付く日とかゾロ目の日ね)や店舗ごとの力を入れたいタイミングでは還元率が上がります。日によっては赤字営業を行う店もあります。店全体の割が101%だったりするわけです。

はい、この瞬間に気づいてしかるべきなんですが、そういう赤字営業の日だけ狙えば勝つだけならわりと難しくない。特定日狙いという立ち回りですね。

優良店自体もインターネットで「よく行く地域 パチスロ 優良店」とかでググったり、匿名掲示板を見て当たりをつける→実際に強い日にどんな感じか様子を見に行く…というだけで、だいたい行くべき店が見えてくるかと思います。

金融商品を除けば、日本で合法なギャンブル(ロットが入れられないから遊技なんだけど)の中では一番勝ちやすいのがパチンコパチスロです。特にパチスロ

 

 

パチンコとパチスロの細かい勝ち方については、長くなりますので次のエントリで少し解説したいと思います。細かくなりすぎない程度で。

収入を増やすためのギャンブルについて考える【公営ギャンブル編】

果たしてギャンブルで収入は増やせるのか

いつもお世話になっております。ベンチ猪俣でございます。昨年の12月、株で1500万円ほど負けました。うけるー

さて、前回のエントリで

体重
摂取カロリー>消費カロリー…体重増
摂取カロリー<消費カロリー…体重減

お金
収入>支出…お金増
収入<支出…お金減

というお話をさせていただきました。

初めに言っておかなければいけないことがあるのですが、世のマネー本にはしつこく書かれてますけど、収入を増やすより支出を減らす方が圧倒的に楽です!!

だってスマホのプラン見直したりクレカ払い増やすだけで年1万円以上の支出減は堅いんですよ?

ですが、支出を減らす話は後日のエントリに回したいと思いまして…支出を減らす方法は世間に山程書かれてますしね。

わたしを含めてみなさんがやられているギャンブルが勝てるものなのか、収入を増やせる可能性があるのかどうか分析するほうが需要がありそうな気がします。エントリ2回目で脱落者大量に出すわけにもいかないですし。

そもそもギャンブルって勝てるの? このエントリでは国側が胴元となっているギャンブルから見ていきましょう。

 

25%の控除率がキツい3競オート

いわゆる3競オート…競馬、競輪、競艇(ボートレースって言わないとある特殊な力が働いて怒られるとの噂がある)、オートレース、即ち公営ギャンブルは日本の代表的なギャンブルであり、経験された方も多いと思います。

基本的な解説で恐縮ですが、公営ギャンブルは基本的に控除率が25%…つまりJRA地方自治体などの運営主体が全体の賭け金の25%をぶっこ抜いて、残りの75%を的中者に払い出される仕組みです(※)。25%ってめちゃんこぶっこ抜きだからなおまえら気を付けろよ冷静になれ

胴元がいるギャンブルは、一旦参加者からお金を集めてそれを「不平等に」分配。集めたお金の中から一定の割合が胴元のポケットに、という仕組みなんですね。胴元のいないギャンブルは日本では非合法なものしかないはずですが、麻雀が代表例です。

ということはですね、無作為にお金を掛け続けると-25%…1万円使ったら7500円、100万使ったら75万、1000万使ったら750万円返還に、理論値ではなるんです。無作為に1レース1点ずつ賭け続ければ。

予想精度を上げて全部当てればいいじゃん? と思う方もいるかもしれまんが、的中率が上がれば上がるほど人気サイドの馬券を買う傾向にあるため、平均払い出し金額は下がります。

もちろん大穴一発狙いの的中率が低いことは、みなさん体感していらっしゃいますよね。

いや普通25%天引きなんて負けるやん、寄付行為やんけ

 

※…中央競馬単勝複勝は20%控除。その他馬券の種類により控除率が異なる(http://www.jra.go.jp/keiba/reimbursement_rate/index.html

オートレースは30%控除。ボッ(略)

なお今回のエントリでは税金は考慮していません

 

オッズの期待値はブラックボックス

ところがなんですが、払出金の倍率…いわゆるオッズは機械的に客の全体の賭け金の量に応じて決まってきます。

例えば、競馬において単勝2倍は確かに当たりやすいのですが、単勝2倍が果たして回収率75%を超えてくるかはわからないんですね。

 

●「単勝2倍の馬が1/2×0.75=1/2.66で必ず当たるかどうかは(統計を取らないと)わからない」

 

ということです。単勝2倍の馬は実は2分の1で1着に来る(回収率100%)おいしい馬券なのか、4分の1でしか1着に来ない(回収率50%)期待値の低い馬券なのか。統計を取らないとわからないわけです(統計上、人気馬は過剰に買われやすいとかなんとか聞いたことはあります)。

単勝2倍の馬の中には、条件付けを細かく設定した結果、明らかに期待値が100%を超えてくるようなケースもあるかもしれませんよね。

 

馬券裁判男

2018年の有馬記念オジュウチョウサンという馬が出走し大変盛り上がりました。このときの同馬の単勝オッズが9.2倍の5番人気。明らかに1着に来る可能性が著しく低い馬が過剰に買われていたわけです。

ということは他の馬の単勝を買えば期待値が高いのでは、と思いつけるかどうかがギャンブル脳検定みたいなところがあります。

実際ブラストワンピースという馬が勝ちまして、単勝8.9倍とまあまあの配当になりました。これ、あとから見るとそこそこおいしく見えるんじゃないんでしょうか。

さらに複雑に条件付けして(例えばこのコースのこの距離は内枠が大幅有利とか)、明らかに実力より不当に買われている馬を消し、実力よりも不当に買われていない馬を見つけてそこに賭ける、という手法をとったのが例の馬券裁判男こと「卍氏」ですね。

 

http://keiba.keiba-gp.com/sp/m/tokusyu/pick_up_manji/index.html

 

 

ギャンブル界隈では話題になった方なので、見覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

公営ギャンブルで勝つには、

×当たりそうな買い方を考える

○オッズを見ながら期待値が高い買い方を探す

という手法の方が、個人的には勝てる可能性が高いと考えています。

 

ちなみにこの手法、公営ギャンブルの宿命として自分の資金が増えるとやりづらくなるんですね。

自分の賭け金が大きくなればなるほど自分の買いでオッズが下がっていく…つまり期待値が下がっていくということです。

種銭が少ない内はJRA以外でもいいのですが、種銭が大きくなるとJRAでないと厳しそうな気もします。

中には年間回収率100%を大きく超えてくる、神様みたいな予想師の方もいらっしゃいますが、ファンレベルだと再現性が乏しいように思います。毎日調教見てたりするレベルで、かつ恵まれた才能がある方だけじゃないでしょうか。「パドックを見たりコースを読むなどの予想をしてトータルプラス収支にするのは一般レベルの方ではかなり厳しい」ということはわりと確信を持って言えます。

公営ギャンブルで勝つ方法はあるがかなりの棘の道、というのが結論です。お金を増やすなら働いたほうが早そうな(パチスロで年間回収率102%くらいにするほうが簡単そうですよね)。

あっ、もちろん自分がプレイヤーにならず、芸能人化して胴元の広告塔になれるならなったほうが絶対にいいです。胴元、お金持ってますし。

 

宝くじはやるならキャリーオーバー発生時

宝くじ、サッカーくじ、ロトは控除率55%の超クソぶっこ抜き商品でして、ことお金を増やすという意味では絶対に手を出してはいけないギャンブルです。もうこの控除率を見ただけで即座にこの結論になります。技術介入性もなく完全ランダム抽選ですからね。

「当たる宝くじ売り場」などと宣伝されている場所もありますが、あれは単純に宝くじの販売総数が多い売り場なので、当たりクジが出る回数も多いというだけですね。

とはいえ一発当ててしまえば人生変わるわけで、買う人の気持ちもわからなくはないんですが。

それでもどうしても「宝くじを当てて人生一発逆転したいんや、それ以外はもう無理なんや!!」という強い気持ちを持った方には、ロト7やトトBIGなどでたまに発生するキャリーオーバー時のみ買う、というのをおすすめします。

キャリーオーバーは当選者がいない時に次回に当選金を持ち越すシステムで、当選金が単純に上乗せされます。すなわち、キャリーオーバー時は還元率が上がります

ノープランで年末ジャンボとかでしこしこ負けを重ねるくらいなら、キャリーオーバー発生時にドカンと張ったほうが逆転チャンスが高まるかと(これはJRAwin5も一緒で、100%超えはほぼないもののキャリーオーバー時は還元率はかなり高まる)。

…もちろん、宝くじそのものを全否定するわけではありません。

生活の彩りとして余裕資金の中で宝くじを年に数回程度、少額買える人生、配偶者と儚い夢(3億円あたったら何に使う? みたいな)を共有する人生、とても素晴らしいと思いますよ。残念ながらわたしにはそうした人生は送れませんでしたが。

 

今回はここまで。思ってた以上に長くなりましたので、麻雀やパチンコ・パチスロの話はまた次回以降のエントリに回したいと思います。

博打で勝った金をどう使っていくべきなのか

あぶく銭、どう使うのか

令和あけましておめでとうございます。

はじめまして。そうでない方はいつもお世話になっております。ベンチ猪俣です。

前職(パチスロ雑誌の編集)を退職後は、投資を行ったり、パチスロを打ったりしてどうにかこうにか生活しております。

退職以降だらだら生活していたのですが、せっかくお金の取り合いに深く関わる業界に20年近く身を置いていましたので、パチスロや投資における期待値がある事象についての自説、そもそもお金をどう使いどう増やしていくのか…というような記事をいくつか書いていければなと思いまして。よろしければお付き合いいただければ幸いです。

早速ですが、このエントリをお読み頂いてる方は、わたしのツイッターのフォロワーである可能性がまあまああるかと思うんですが、いかがでしょうか。パチスロを打った経験があるのではないでしょうか。

最終的な収支はさておき、勝ったり負けたりすると思うのですが、例えば運良くギャンブルで1日で10万円勝ちましたとします。結構な金額ですよね、月の手取りの半分以上である可能性が高いと思います。みなさんはこうしたいわゆるあぶく銭、何に使いますか?

うまい飯? ソシャゲ? 別のギャンブル? 物欲の赴くまま買いたかったものを買う? 夜のお店に行く? 貯金する?

…ちなみにわたしはパチスロで忙しい時期(2010年あたりから)、仕事とパチスロでお金を使う時間がそもそもまったくなく、運良く勝てた場合は生活費の一部になっていましたが。

 

お金の増減は体重の増減と似ている

体重を減らすのってロジックとしてはシンプルだそうで(わたしはダイエットうまくいってません、ご飯おいしい)、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば体重は増え、消費カロリーが摂取カロリーを上回れば体重は減るんだそうです。
実はお金も体重と一緒でして、
収入が支出を上回ればお金は増え、支出が収入を上回ればお金は減っていくんですね。すごくシンプルな話なんですけど。

体重
摂取カロリー>消費カロリー…体重増
摂取カロリー<消費カロリー…体重減

お金
収入>支出…お金増
収入<支出…お金減

うん、やっぱりシンプルですよね。こうして考えたときに、運に恵まれてパチスロで大量獲得をゲットしたお金を軽々しく使って良いのでしょうか。

そりゃ毎日勝てればいいですけど、負けるときだってありますよね。というか、みなさんの人生のパチスロのトータル収支はそもそもプラスなんでしょうか。

パチスロで勝ったお金-消費したお金=プラスでしょうか、それともマイナスでしょうか。


勝って得た諭吉も給料で得た諭吉も価値は同じ

例えば手取り給料が20万で副収入がまったくなかった場合、軽々しく3万使うような夜のお店には、なかなか行けないじゃないですか。

あぶく銭を手に入れるとすべてそういった使い道になってしまう。全部浪費した後に、手に入れた額以上にギャンブルで負けて借金をしてしまう。

身に覚えがある方もいると思うのですが、これ最速で多重債務コースです。

給料で得た諭吉もパチスロで得た諭吉も同じ諭吉なのに、あぶく銭だと金銭感覚がにぶってしまうという。

パチスロで刹那的な楽しみを得るのもいいんです。わたしもパチスロにたくさん救われてきました。孤独とか。悩みからの逃避とか。金銭面とか。でもそれだけだと人生の先行きが見えてこなくないですか?

せっかくパチンコパチスロで勝てる人、勝ちを積み重ねて、マネーリテラシー(※)を身に着けてお金を残して、数年後に生活レベルを上げていくなり、お金を増やすことにお金を使う方がいいと思うんですよね…。


そもそもパチスロで今の収支を維持できるのか

スロリーマンは、6号機になると実は収支が上がる可能性があるかもしれません。

6号機の天井狙いは今の所、時給だけはべらぼうに高いので、打てる台さえあれば割だけはとんでもなく高くなるはずです。たぶん。リゼロはさすがに高望みとして、猛獣王とか拾えれば結構いいと思うんですけど。(星矢SPはもっと積極的に動くべきだった)。

逆に専業の方はかなりきつくなるような気がしてて…だって今の6号機の仕様だと高設定はそんな入れられないですよ。

ジャグラーの仕様もどうなるかわからないじゃないですか(とか言ってたらわりと喰っていくだけならなんとかなったのが5号機なので、これからパチスロバブルが来る可能性もあるんですが)。

勝って手に入れたお金を捨てずに、いま勝ててる内に余ったお金を有効活用したほうがいいんじゃないんでしょうか。

お金をどう活かすのか、そもそも収入を増やすにはどうするのか、支出を減らすにはどうするのか…といった話を次回以降していきたいと思います。それでは。

 

※マネーリテラシーお金の知識があり、それをうまく活用する能力。要するにお金の増やし方に関わる知識